不倫にはプラトニック不倫やリモート不倫などさまざま種類がありますが、デイユース不倫というのもあります。といっても、あまり有名な言葉ではないため、知らない方が多いことでしょう。そこで今回は、デイユース不倫の基本情報を紹介します。
デイユース不倫って一体何？
デイユース不倫とは、一般的なホテルが行っているデイユースプラン（日帰りプラン）を利用した不倫のこと。デイユースプラン自体はビジネスホテルだけではなく、ホテルニューオータニといった高級なホテルも行っており、仕事以外に一人の時間としてゆっくり過ごしたい時にも使われています。
デイユース不倫をする人とは？
デイユース不倫をする人には、いくつかの特徴があります。一体どのようなことなのでしょうか。
昼間が空いている人
デイユースプランは昼間に設けられていることから、日中暇な方がデイユースプランを利用した不倫をします。具体的には、専業主婦や夜に仕事がある方などが挙げられます。
ラブホテルに入るのが恥ずかしい人
ラブホテル自体は日本全国ありますが、人によっては入るのが恥ずかしいと思う方もいるでしょう。しかし、一般的なホテルであれば、どんな方であれ気軽に入れます。
また、ラブホテルはカップルの利用に特化した独自の雰囲気があり、あまり落ち着けない方もいるでしょう。一方で、ビジネスホテルはラブホテルよりも部屋が狭いですが、シンプルなデザインのため快適に過ごせます。
コストを抑えたい人
ラブホテルの料金は場所や広さ、設備によって変わるもの。できる限りリーズナブルに抑えたい方にとっては、ラブホテルは高くて利用しにくいと思います。
しかし、デイユースプランの中にはラブホテルよりも安く済ませられるものもあり、コストを抑えたい方にはぴったりです。時間もラブホテルのフリータイムと同じほど長いケースがあるため、ゆったりと過ごせるでしょう。
カップル同士で会うのが苦手な方
ラブホテルの場合、エレベーターやフロントで他のカップルと出会うとすごく気まずくなりますよね。しかし、ビジネスホテルの場合はカップルよりも一人で利用する方が多いため、他のお客さんと会ってもラブホテルほど気まずい雰囲気になりません。
事前予約をしておきたい方
デイユースプランは事前にネットで予約できるため、スムーズに部屋へ入ることが可能。場合によってはネット予約限定の割引や特典が設けられることもあり、お得に利用できます。ラブホテルの場合は基本的にネット予約ができないため、時期によっては満室の場合もあります。
コロナ禍でデイユース不倫が人気？
デイユース不倫は昨今の新型コロナウイルスの影響で、人気になりつつあります。その理由は2つあり、1つはコロナ不況から多くのホテルでデイユースプランが設けられるようになったこと。もう1つは、テレワークの一般化です。
例えば、上記でも登場したホテルニューオータニは新型コロナウイルスの影響やテレワークの流行からデイユースプランを用意。デイユースプランが増えたことにより、以前よりも日帰りプランを利用した不倫が多くなりました。
デイユース不倫する人の目的とは？
「不倫のためだけにわざわざビジネスホテルに行くのはどうなの？」と思うかもしれませんが、彼らにはある目的があります。
日中に会いたい
不倫相手と夜に会えたとしても、帰宅時間によって配偶者から怪しまれる恐れがあります。特に朝帰りとなれば、なおさら不倫していると思われてしまうでしょう。しかし、日中であればそのような心配がいらないため、安心して不倫できます。
また、上記で紹介した料金も日中に会いたい理由の1つです。デイユースプランは宿泊料金よりも安いため、少しでも安く済ませたい方にとってはありがたい存在に思えるでしょう。
ラブホテルまで行くのが面倒
ビジネスホテルは駅近くにある場合が多く、気軽に利用できます。しかし、ラブホテルの場合は駅から離れていることもあるため、サクッと利用できません。特に車を持っていない方やビジネス街で働いている方にとっては、わざわざ遠いラブホテルへ行くよりも近くのビジネスホテルで会ったほうが好都合です。
デイユース不倫する人の言い訳
不倫の言い訳としては、「出張があるから」や「飲み会があるから」などが挙げられますが、デイユース不倫の場合は「家だと仕事がしにくい」という言い訳を使います。
「どこか遊びに行ってくる」という言い訳でも良さそうに思えるかもしれませんが、何度も利用すれば配偶者に疑われてしまう恐れがあります。その上、明確な目的地を言っていないからこそ、なおさら不倫していると思われてしまいやすいです。しかし、仕事のためにホテルへ行く場合は、やむを得ないと思うでしょう。
デイユース不倫は普通の不倫よりもバレにくい？
基本的に不倫はいずれバレるものであり、長続きするものではありません。しかし、デイユース不倫は一般的な不倫よりもバレにくいとされています。その理由は何なのでしょうか。
理由①言い訳しやすい
デイユース不倫は一般的な不倫よりも言い訳しやすく、「打ち合わせをしていた」や「仕事上の取引をしていた」といった嘘がつけます。もしラブホテルであれば、このような言い訳をしてもすぐに嘘だとバレるでしょう。しかし、一般的なホテルの場合は本当の可能性があるため、確実に嘘であると言い切れません。
理由②時間帯で怪しまれにくくなる
時間帯というのは、配偶者が不倫を疑うポイントの1つ。例えば、夜遅く帰る日や朝帰りの日が増ええれば、段々と不倫を疑ってしまいます。しかし、日中に会って解散するデイユース不倫の場合は、帰る時間が遅れることが無いため、時間帯で怪しまれにくくなります。
理由③ラブホテルほど怪しまれにくい
仮に何もしていなかったとしても、ラブホテルに入った時点で不貞行為をしたと思われてしまう恐れがあります。しかし、一般的なホテルはどうでしょうか。ラブホテルほどあからさまに不倫をする場所ではないため、男女で入ったとしても怪しまれにくいです。
理由④レシートを処分し忘れても安心
レシートで不倫がバレるというのはよくある流れであり、特にラブホテルのレシートであれば確実にバレてしまいます。しかし、一般的なホテルのレシートであれば、確実に不倫しているとは言い切れません。「家だと集中できないから、ビジネスホテルで仕事していた」といえば、配偶者も納得するでしょう。
デイユース不倫を見抜く方法とは？
ここからは不倫される側に立って、デイユース不倫を見抜く方法をいくつか紹介します。一般的な不倫よりもバレにくいとはいえ、以下のポイントをチェックすることで配偶者が不倫しているかどうか把握しやすくなります。
いつもしない匂いがする
香水の匂いやタバコの匂いなど、いつもしない匂いがする場合は誰かと会ったという可能性があります。特に臭いが強い場合は、香水を付けている人やタバコを吸う人と長時間同じ空間にいた可能性が高いです。
日中よくどこかに出かけている
もし配偶者や日中どこかによく出かけているのであれば、デイユース不倫をしている可能性があります。きちんと目的があるなら別ですが、ごまかすようになったらあなたに言いにくい場所へ行っていると考えられるでしょう。
探偵に調べてもらう
自分で調べるのではなく、探偵に調べてもらう方法もあります。探偵であれば、これまでの経験や知識を生かして、あなたの配偶者を徹底調査。もし不倫しているようであれば、しっかりと証拠をゲットしてきます。
ただし、探偵を利用する場合はどうしても費用がかかってしまうため、気軽に利用できません。なかなか証拠が見つからないときや本気で不倫を調べて欲しいときなどに頼ってみましょう。なお、多くの探偵事務所では無料で不倫に関する相談を受け付けています。
デイユース不倫を調べる際のNG行為
自分で不倫を調べたくなる気持ちも分かりますが、安易に行うものではありません。特に以下の行為は行わないようにしましょう。
尾行する
配偶者を尾行すれば、一体どこに向かっているのか確認できるでしょう。しかし、素人の尾行は非常にバレやすいものであり、思うように結果が得られません。また、バレてしまえば不倫の証拠が消されてしまう恐れがあります。
張り込む
張り込みはドラマや映画などでよく見かける方法ですが、素人が真似すると不審者扱いされてしまいます。前述した尾行もですが、あくまで張り込みはプロが行う調査方法であるため、真似しないようにしましょう。本格的な調査に関しては、プロが揃う探偵事務所に相談すべきです。
勝手にスマホを調べる
スマホには多くの個人情報が詰まっているため、こっそりと確認することで不倫に関する情報が見られるでしょう。しかし、調査方法によっては不正アクセス禁止法に触れてしまう恐れがあります。そのため、安易に無許可で妻や夫のスマホを調べないようにしましょう。
証拠もないのに問い詰める
不倫を認めさせるためには、確実な証拠が欠かせません。証拠が無いまま問い詰めても、あなたの勘違いで片付けられてしまうでしょう。また、本当に配偶者が不倫していなければ、あなたから疑われたに傷ついて関係が悪化する可能性があります。夫婦関係に無駄な亀裂が入らないためにも、まずは証拠収集から行いましょう。
友人や両親などに相談する
不倫は夫婦間の問題であるため、友人や両親など第三者に相談するのはおすすめできません。最悪の場合、不倫の悩みを聞いた人が言いふらしたり、配偶者に伝えたりする恐れがあります。
デイユース不倫にも注意しよう！
今回は、デイユース不倫の基本情報について紹介しました。デイユース不倫は一般的な不倫よりもバレにくいとはいえ、しっかりとチェックすべきポイントを把握しておけば見破れます。もし配偶者が怪しい行動をしているのであれば、一度デイユース不倫を疑って調べてみると良いでしょう。
