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GPSを使って自分で浮気調査するのは違法?おすすめ監視アプリ3選

パートナーの帰りが遅かったり、休日出勤が増えたりすると「浮気されてるかも……」と不安になりますよね。本当に会社に行っているかどうか確認するためには、GPSによる追跡が便利です。

しかしGPSによる追跡や浮気調査は、一歩間違えると夫婦間でも犯罪になり、逮捕されます。浮気された上に犯罪者になってしまったら最悪です。

今回は、GPSによる浮気調査について解説していきます。適切な調査方法や違法になるケースについて紹介していくので、参考にしてみてください。

合法の範囲でできるGPS浮気調査

パートナーをGPSで追跡できれば、自宅や会社から手軽にパートナーの居場所が特定できます。子育てで手が離せなかったり、仕事が忙しかったりする場合でも、簡単に浮気調査ができるので便利です。

まずは、合法の範囲内でできるGPSを使った浮気調査を紹介します。「浮気してるか調べたい」「居場所を特定して安心したい」と思っている人は、ぜひ以下の方法を実践してみてください。

夫婦共用の車にGPS端末を取り付ける

夫婦なら、配偶者の車にGPS端末を仕掛けるのは合法です。車は夫婦の共有財産と考えられているため、パートナーが主に使用している車だとしても違法行為として訴えられることはありません。

GPS端末は購入かレンタルで入手できます。購入すると半年以上にわたって長期間使用するなら購入がお得ですが、1~2カ月など短期間の仕様であればレンタルの方がお得です。

車にGPS端末を取り付けるならバンパーの裏や、助手席シートの下などがおすすめ。金属が入り組んでいる場所やトランクなどは、GPS電波が悪くなる可能性があるので、取り付け位置や向きに気を付けてください。

合意の上でGPSアプリをダウンロードさせる

自分の意志でGPSアプリをダウンロードさせるなら、追跡しても違法になりません。浮気調査が目的でも、「子供の見守りのため」「災害時の備え」など、別の理由をつけて自分の意志でダウンロードするように仕向けてみてください。

GPS情報を家族で共有しておけば、浮気調査や浮気防止だけでなく、災害や事件に巻き込まれたときにも役立ちます。浮気相手と会うときはGPSを切ってしまうリスクもありますが、そもそも定期的にGPSを切っている時点で怪しいです。

ただし、パートナーのスマホを無断で操作して監視アプリをダウンロードしたら、犯罪になります。あくまで「自分の意志で」「合意の上で」パートナーのスマホにGPSアプリをダウンロードするのが条件です。

GPSを使った浮気調査で違法になるケース

浮気を調べるためにGPSを使うのはとても有効な手段ですが、違法になるケースが多く存在します。たとえ夫婦間であっても、訴えられれば懲役や罰金刑が科せられてしまいます。

とくにスマホを使ったGPS追跡は、知らないうちに犯罪行為を犯してしまう可能性が高いので注意が必要です。では、GPSによる浮気調査で違法になるケースを見ていきましょう。

相手の許可なくGPSアプリをインストールする

パートナーに許可なく、GPS情報が取得できる監視アプリをインストールするのは「不正指令電磁的記録に関する罪」という犯罪です。夫婦であっても適用され、訴えられると懲役や罰金などの刑罰が科せられます。

監視アプリを入れればGPS情報だけでなく、通話履歴やLINEのやりとりまで遠隔操作で見ることができるので便利です。しかし、違法行為によって手に入れた証拠は、裁判所で証拠として認められません。

違法行為の上に証拠として無効なので、リスクが高い上にデメリットばかりです。勝手に監視アプリを入れられたことがバレれば信用を失ってしまうし、より警戒が強くなって浮気を暴くのが難しくなってしまいます。

IDやパスワードを不正に入手してログインする

iCloudやGoogleのアカウント情報が分かれば、比較的簡単にGPS追跡が可能です。しかし、IDやパスワードを不正に入手して無断でアカウントにログインすると「不正アクセス禁止法」に抵触し、逮捕されます。

「不正アクセス禁止法」は夫婦でも適用され、「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられる犯罪行為です。LINEやTwitterなどのアカウントに不正ログインするのも同様の犯罪になるので、夫婦であっても絶対にやめましょう。

また、普段使っている端末以外からログインされると「他の端末からログインがありました」等の通知が送られます。ログインに成功したとしても、新規ログイン通知でバレてしまう可能性が高いです。

恋人や浮気相手の車にGPSを仕掛ける

恋人の車や、浮気相手の車にGPSを仕掛けるのは「プライバシー権の侵害」「軽犯罪法(つきまとい行為)」等に関する違法行為です。夫婦であれば車は共有財産なので違法にならないのですが、結婚していなければ犯罪になってしまうのです。

また、浮気相手の車にGPSを仕掛けるのも犯罪行為として扱われます。どのような状況であっても、第三者のGPS情報を追跡するのは犯罪です。

無理に自分で調べて、逮捕されないように注意してください。「彼氏(彼女)の浮気を調べたい」「内容証明を送るために浮気相手の住所を特定したい」という場合は、探偵に依頼するのが賢明です。

私物にGPS端末を仕込む

夫婦間での浮気調査において、共有財産である車にGPS端末を仕掛けるのは合法なのですが、パートナーの私物にGPS端末を仕込むのは違法です。スーツのポケットや鞄の中など、パートナーの私物にGPS端末を仕込むと「器物損壊罪」に抵触します。

「器物損壊罪」は親告罪なので、パートナーがGPS端末に気付いて告訴すれば、夫婦であっても逮捕される可能性があるのです。逮捕されると「3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料」という刑罰が科せられます。

浮気調査できるGPSアプリ5選

パートナーのスマホに監視アプリをインストールすれば、とても簡単にGPS追跡ができます。GPS追跡だけでなく、遠隔で写真やメールの確認ができるアプリもあるので、浮気調査に最適です。

では、夫婦で導入しやすいおすすめGPS追跡アプリを紹介します。パートナーの許可なくインストールすると犯罪になる可能性があるので、必ずパートナーに同意を得たうえで導入してみてください。

Life360

GPSによる浮気調査でおすすめのアプリが「Life360」です。「Life360」は子供の見守りや家族と位置情報を共有するために開発されたアプリなので、家族全員で自然に導入できます。

家族でサークルを作成しておけば、家族の居場所や滞在時間、電池残量などが一目瞭然。スマホを紛失しても簡単に見つけられますし、非常時には「緊急通知ボタン」で一斉に知らせることができるので、浮気調査以上に家族で使用するメリットが大きいです。

浮気防止につながりますし、「Life360」の存在を忘れて浮気をしていればすぐに分かります。GPSをオフにされたり、アリバイ工作されたりする可能性もありますが、合法的にGPSで浮気調査ができるのでおすすめです。

Prey Anti Theft

「Prey Anti Theft」は、盗難や紛失などの防犯目的で開発されたアプリ。位置情報の表示だけでなく、遠隔でスマホカメラによる撮影をしたり、遠隔でスマホロックができます。

スマホでWEBマネーを使用している人が増えてきたので、浮気防止目的でなくても防犯用のアプリは必須。海外旅行などに行くとき「防犯のため」と伝えれば、自発的にダウンロードしてくれる可能性が高いです。

「Prey Anti Theft」は英語表記が多くて分かりにくいため、浮気調査の目的と気付かれにくいのもメリット。浮気中に遠隔でスマホカメラを使用すれば、不貞行為の証拠まで掴めるかもしれません。

AirDroid

「AirDroid」はブラウザ上でスマホ内のデータ管理ができたり、デバイス間のファイル転送などが簡単にできたりする便利なアプリ。紛失防止のためにGPS機能も搭載されており、浮気調査アプリとして利用する人が増えています。

AndroidからIOSへのデータ転送も一瞬で飛ばせるので、仕事でもプライベートでも便利なアプリです。手元にスマホがなくても、遠隔で写真やメールの確認、スクリーンショットの撮影、音声通話の発信などが簡単に行えます。

便利な機能を紹介して、GPS追跡ができることは伏せておけば、便利アプリとして「AirDroid」をダウンロードしてくれるでしょう。「紛失した端末を追跡」機能を使ってGPS情報がパソコン上で確認できるので、浮気しているかどうか分かるかもしれません。

GPS以外でバレずに浮気調査する方法

「残業」「出張」と嘘をついて浮気をしている人は、GPS追跡になる浮気調査が効果的。しかし、GPS情報だけでは浮気の決定的証拠を掴めません。

違法行為になる可能性も高いので、GPS以外の浮気調査方法も検討してみてください。では、GPSを使わない浮気調査方法を紹介します。

入浴中にスマホを見る

パートナーが寝ている間にスマホチェックする人が多いですが、就寝中だと起きてしまう可能性があり、見つかったらトラブルになります。パートナーにバレず、確実にスマホチェックするなら「お風呂に入っているとき」がおすすめです。

5分~10分程度だとしても、お風呂に入っている時間であれば確実にバレません。LINEや着信履歴などを開けば、浮気しているかどうか簡単に調べられます。毎日少しずつスマホをチェックすれば、一週間程度で浮気しているかどうか白黒つけられるでしょう。

配偶者のスマホロックを解除して見る行為は「プライバシー権の侵害」に抵触します。しかし、浮気を心配してスマホの中を見る程度であれば「プライバシー侵害の度合いが低い」と考えられ、訴えられても棄却される可能性が高いです。

持ち物チェック

スマホやPCを無理に見なくても、持ち物を調べれば浮気しているかどうか分かるかもしれません。鞄や財布の中から見覚えのない避妊具が出てきたり、ホテルやレストランの領収書が出てくれば浮気している可能性が高いです。

クレジットカードの明細を見れば、どこでどれだけお金を使ったか明確になります。財布の中に、ホテルや風俗店のポイントカードなどが入っているかもしれません。

夫婦間の持ち物チェック程度なら、法律的にも合法です。スマホチェックやGPSに固執せず、まずは鞄の中や財布などを調べてみてください。

バレない調査なら探偵がおすすめ

「浮気を疑うとDVを受ける」「絶対にバレずに浮気調査したい」という状況なら、探偵を雇うのがおすすめ。探偵は「尾行・張り込み・聞き込み」による調査で確実に浮気の実態をつかみます。

「探偵業法」っという法律のもと、合法の範囲内で浮気調査ができるため、尾行や写真撮影しても違法になりません。パートナーにバレることなく浮気調査をし、証拠取得に成功すればパートナーや浮気相手から総額300万円~500万円の慰謝料を請求できる可能性もあります。

探偵の浮気調査にかかる費用は、1日10万円~20万円が相場。3日~5日の調査で40万円~70万円程度の費用をかける人が多いです。調査費用は高額ですが、状況によっては調査費用を損害賠償請求できる可能性もあるので、まずは探偵社の無料相談を利用してみてください。

GPS浮気調査まとめ

GPSを使えば、パートナーがどこに居るのか特定できます。本当に仕事が忙しいのか、仕事と嘘をついて浮気しているのか……不安を解消したいときに最適な浮気調査方法です。

しかし、スマホのGPS機能を使った浮気調査は違法になる可能性があります。夫婦間であっても訴えられれば逮捕される可能性があるので、非常にハイリスクです。

浮気調査をするなら、合法の範囲内でGPS追跡を行うか、GPS追跡以外の調査を試してみてください。どうしても真実が分からない場合は、探偵に浮気調査を依頼して白黒つけましょう。