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探偵につけられてるかも?不倫調査の対処法とバレたときの末路

探偵社では浮気・不倫の調査を最も多く扱っています。浮気や不倫に心当たりがあるなら、探偵につけられてるかもしれません。

後ろめたいことがないなら、堂々と生活していれば問題ないでしょう。しかし、探偵気取りの一般人が尾行をしていたり、ストーカーになっている場合もあるので注意が必要です。

当記事では、探偵かどうか見抜く方法を紹介していきます。探偵につけられてる時の対処法や、不倫現場を押さえられたときの末路も紹介していくので、しっかり読んで参考にしてみてください。

探偵につけられてるか知る方法

探偵は複数人でチームを組み、徒歩や車で調査を行います。尾行や張り込みのプロなので、ターゲットに気付かれることはほとんどありません。

徒歩なら少し遠くから、車なら死角をついて尾行するのが一般的。下手な尾行や張り込みなら、探偵ではなく一般人である可能性が高いです。

では、一般人ではなく「探偵」につけられてるか知る方法を5つ紹介します。

周囲の人や車に気を配る

「探偵につけられてるかも」と思ったら、まず周囲を確認してみてください。不審な動きをしている人や、見かけない車がないか見渡しましょう。

探偵は、基本的に少し遠くから尾行しています。しかし、ターゲットを監視できる位置である以上、ターゲットからも見える位置にいることが多いです。

少し移動してから振り返るといつも同じ人がいたり、同じ車が常に1~2台後ろに走っている場合は、探偵かもしれません。ただ、探偵は複数人で行動している可能性が高いので、1人の探偵に気付いても撒くことは非常に困難です。

乗降者が少ない駅で降りてみる

電車で移動中「探偵につけられてるかも」と感じたら、普段降りない駅で突然降りてみてください。乗降客が少ない駅がベストです。

ドアが閉まる直前で降り、慌てて一緒に降りる人がいないか周囲を見渡します。同じタイミングで下車した人物がいれば、探偵の尾行かもしれません。このとき、ドアに挟まれたり周囲の人にぶつからないよう、注意して行いましょう。

ただ、このような動きをすると、探偵はターゲットが尾行に気付いたと認識します。すると別の探偵が尾行するようになったり、再度気付かれないように対策を取られるでしょう。

人が多い場所に紛れ込む

人ごみでは、ターゲットを見失わないように近づいてい来る可能性が高いです。「あの人探偵かも」という人物を見かけたら、靴やバッグなど見た目の特徴を覚えておき、人ごみに紛れてみてください。

特定した人物が近づいてきたら、探偵である可能性が高いです。探偵らしき人物の顔や身体的特徴を、しっかり見て覚えておきましょう。

ただ、顔を見られたら尾行担当の探偵が変わる場合もあります。浮気・不倫の調査は常に2~3人のチームで動いているので、尾行担当が変わっても滞りなく調査できるのです。

GPSなどが仕込まれていないか確認する

探偵を依頼した人が恋人や配偶者なら、バッグや車にGPSを仕込まれている可能性があります。怪しい端末がないか、一度確認してみましょう。

車は内部にGPS端末を入れられていることが多いですが、車外の分かりにくいところに取り付けられている場合もあります。浮気や不倫を疑われているなら、スマホに監視アプリをインストールされているかもしれません。

夫婦の共有財産である車にGPSが仕掛けられた場合は違法性が問えませんが、服やバッグなどの私物にGPSを仕掛けられていたら、夫婦であっても「プライバシー権の侵害」が主張できます。離婚訴訟を起こされた場合、離婚の慰謝料が減額できる場合もあることを覚えておきましょう。

こちらからも探偵を雇う

「探偵かストーカーか分からない」という場合は、自分が探偵を雇って尾行者の素行調査をしてみるのがおすすめ。警察に相談しても、事件が起こってからでないとまともに動いてくれません。

ストーカーだった場合、事件に巻き込まれたとしても探偵が近くにいるので安心。また、探偵でも調査中に自分の周辺に気付く人は少ないので、探偵につけられてるかどうか分かります。

探偵を雇うのはかなり高額なので、一般的に浮気や不倫の調査は3日~5日程度が多いです。1カ月~1年以上つけられてるように感じるなら、探偵ではない可能性が高いので、一度相談してみることをおすすめします。

探偵につけられてるときの対処法

探偵につけられてると確信した時、プライベートを覗かれているようで不快ですよね。「浮気や不倫の証拠を押さえられるのは困る」「裁判など面倒ごとに巻き込まれたくない」と考えているのではないでしょうか。

探偵を見破るのは困難でも、探偵が調査しにくいように仕向けることは可能です。では、探偵につけられるときの対処法を見ていきましょう。

移動手段や道を変える

探偵は、ターゲットが移動手段や毎日使う道を把握している場合が多いです。駅で張り込みをしていたり、道路状況を確認して動きやすいように対策しています。

そのため、探偵を混乱させるために行動パターンを変えるのはが有効です。できるだけ毎日違う道を使うことで、尾行してきている人を特定できるかもしれません。

毎回違う行動パターンをとっていれば、張り込みができないので調査を撹乱できます。退勤時間を変えたり、駅の出口を変えるだけでも有効です。

ゆっくり歩く

探偵はゆっくり歩くターゲットを嫌います。普通の速度で歩けば追い越してしまうし、同じ速度で歩くのは不自然だからです。

わざとゆっくり歩いたり、スマホを見て立ち止まったりしながら移動し、時々周囲を確認することで尾行しにくい状況を作ります。運転しているときでも、安全運転の範囲内で速度を変えながら運転してください。

ランダムな速度で移動しているうちに、探偵を撒けるかもしれません。探偵はターゲットにバレたら調査失敗なので、ゆっくり歩いているうちに尾行をやめてくれることもあります。探偵らしき人物を見かけたら、不自然にならないように顔を見て、しっかり覚えておきましょう。

気づいたことに気づかれないようにする

ターゲットが調査に気付いて警戒し、証拠をなかなかつかめない場合は、依頼人が調査を延長してしまう場合があります。そのため、探偵に気づいても気づかないふりをして、早めに調査を切り上げてもらった方が楽です。

探偵を雇うには1日10万円前後かかり、1カ月調査を依頼すれば100万円以上になってしまう場合もあります。浮気や不倫調査であれば、1日だけの調査や3日~5日で調査が終了する場合がほとんど。

探偵に気付いたことがバレないまま不貞行為の証拠が出なければ、調査の結果として「不貞行為はなかった」と判断されるでしょう。尾行している人があきらかに探偵だと確信できるなら、浮気相手と会わず普通に過ごすのが一番です。

警察に通報する

探偵業務で尾行するのは違法性がないので、警察に相談してもどうにもなりません。しかし、警察がパトロールを強化すれば探偵は動きにくくなります。

110番に電話するのではなく、近くの交番や警察署に行くのがおすすめです。ターゲットが警察に相談しているのを見た探偵は、尾行や張り込みを続けるのが難しくなります。

調査中に職務質問を受ければ、ターゲットを見失ってしまうかもしれません。車で張り込みしているのであれば、警察が立ち退きを要請するでしょう。

不倫をやめる

探偵を雇ってまで調査されている段階なら、この機会に不倫をやめるのが一番です。不倫を続ければ、どんなに警戒してもほぼ確実に証拠を押さえられてしまいます。

探偵の調査結果は裁判でそのまま提出できるので、慰謝料を請求されてしまうかもしれません。自分の配偶者であれば200万円~300万円、不倫相手にも100万円~200万円の慰謝料が請求されます。探偵の調査費用として、50万円~100万円も損害賠償としてプラスで請求されるかもしれません。

どうしても不倫がやめられないなら、1~2カ月は会わないようにするのが無難です。ラブホテルに入らない、2人きりで車に乗らないなど、証拠を押さえられないように徹底してください。

不倫現場を押さえられた人の末路

高額な探偵まで雇って証拠を押さえようとしている人は、パートナーが浮気や不倫をしていると確信している場合が多いです。法的拘束力がある探偵の調査書を使い、裁判を有利に進めたいという思惑もあるでしょう。

では、探偵につけられて不倫現場を押さえられたらどうなってしまうのでしょうか。最悪のパターンを3つ紹介します。

多額の慰謝料を請求される

不倫によって深く傷つけられたパートナーは、慰謝料を請求する権利があります。探偵社のアフターフォローにより、離婚裁判に慣れている弁護士を紹介されている場合もあるので、裁判を有利に進められてしまう可能性が高いです。

配偶者への慰謝料は200万円~300万円が相場ですが、所得が高ければ500万円~800万円になってしまう場合があります。不倫相手に対しても慰謝料が請求でき、相場は100万円~200万円ですが、こちらも所得状況によって高額になることも考えられるのです。

探偵にかかった費用も損害賠償として請求でき、100万円前後上乗せされる場合もあります。今すぐまとまったお金が払えない場合は分割にしてもらうようお願いするか、借金して支払うしかありません。

会社にバレて辞職に追い込まれる

不倫によって探偵をつけられ、慰謝料を支払って離婚したとなれば、会社で噂が広がってしまう場合があります。社内不倫であれば、2人とも辞職に追い込まれるかもしれません。

仕事を辞めなくても、不倫していたことが周りに知られれば、今までの信頼はすべて失います。減給や左遷は避けられません。

慰謝料や養育費の支払い、新たな住居を確保する必要があるのに、仕事を辞めることになれば金銭的にかなり厳しい状況に追い込まれるでしょう。転職活動をしても、会社が興信所で素行調査される場合があるので、希望の会社に転職することすら難しくなってしまうかもしれません。

相手の奥さんが自宅や職場に乗り込んでくる

女性は離婚するつもりで探偵をつけていたとしても、実際に不倫の事実が分かったら急に感情的になってしまう場合があります。慰謝料を請求するだけでは怒りが収まらず、家まで乗り込んできて修羅場になってしまうのです。

ダブル不倫の場合、自宅に乗り込まれたら最悪。夫に黙って関係を終わらせたとしても、夫と子供に全てバレてしまいます。そうなれば、家庭を失い子供と一生会えないような事態にも発展するでしょう。

実家に乗り込んでくれば両親を悲しませることになり、親戚からも見放されてしまうかもしれません。探偵の調査で職場がバレている可能性も高いので、職場に乗り込んでくるケースもあります。

探偵につけられてるときの対処法まとめ

浮気や不倫をしているなら、探偵につけられてるかもしれません。相手はプロなので、どんなに警戒しても撒くことは難しく、証拠を押さえられてしまうでしょう。

周囲に気を配ったり、普段とは違う行動パターンをとったり……工夫次第では、探偵から逃げ切れる場合もあります。しかし、探偵は複数人で連携して確実に証拠を押さえる能力に優れているので、基本的に逃げ切るのは困難です。

不貞行為の証拠を押さえられれば、慰謝料を請求されたり、会社を辞めることになったり、最悪の末路を辿ることになるかもしれません。探偵につけられてるような気がしたら、不倫をやめるか、しばらく会わないようにしましょう。