不倫はいけないことであり、それは40代の方であっても同様のことです。しかし、それでも不倫に走ってしまう理由は何なのでしょうか。そこで記事内では、40代の不倫における背景や不倫がバレてしまった際の対処法などについて紹介します。
40代は特に不倫が多い世代?
「40代は不倫が多い世代」と言われますが、実際これは本当なのでしょうか。岡田真弓さんが書いた「探偵の現場」という本では、年齢別不倫調査数において40代が一番多いというデータが公表されています。全体の38%を40代が占めており、一番少ない7%の20代と比べると約5倍。これほど不倫が多いからこそ、40代の方は注意しなくてはなりません。
なぜ40代で不倫に走りたくなるのか?
そもそもなぜ40代で不倫に走ってしまうのでしょうか。その理由としては、主に4つ挙げられます。
男らしさ・女らしさを取り戻すため
昔は配偶者に「かっこいい!」や「可愛い!」と言われてきたかもしれませんが、長く同じ人と過ごしていると段々とそのようなことを言われなくなる場合もあります。そうなってくると、男らしさ・女らしさが満たされないような気分になってしまう人もいることでしょう。
また、肉体関係の問題も男らしさ・女らしさを取り戻す上で大切です。セックスレスや体の相性の不一致は不倫に走らせる大きな要因になりやすく、夫婦間の溝を生み出す原因にも繋がります。
新しい刺激に飢えているため
同じ人とずっといると、どうしても毎日が退屈になってしまうでしょう。何も変わらない毎日を変えたいと考えている方にとっては、不倫は強烈な刺激をくれる存在です。人によっては、その刺激にハマってやめられなくなってしまう可能性もあります。
家庭環境に問題があるため
配偶者と過ごすのが嫌になって家に帰るのが苦痛になる方もおり、他の居場所を探そうとして、不倫に手を出してしまいます。最悪の場合、配偶者よりも不倫相手との生活を望んで離婚しようと考えるケースもあるでしょう。
時間とお金に余裕があるため
40代は若い世代と比べて、お金も時間も余裕があります。不倫というのはお金も時間も必要なものであり、お金が少ない若い世代にとっては不倫してもすぐに終わってしまいやすいです。しかし、どちらも満たされている40代は、そのあたりで悩むことがほとんどありません。事実、現在では若い世代にお金を渡してデートや肉体関係を楽しむ「ママ活」「パパ活」などが流行っています。
ちょっと待って!不倫にはこんなリスクがある
「夫との関係が最悪で、新しい居場所が欲しい…」
「部下の女性に誘われて続けていて、もう我慢の限界で…」
上記のような悩みを抱えている場合、不倫に手を出してしまうことでしょう。ただ、不倫にはさまざまなリスクがあるため、おすすめできるものではありません。では一体、どのようなリスクがあるのでしょうか。
配偶者との関係が悪化する
当たり前の話ですが、不倫がバレてしまえば配偶者との関係が一気に悪化します。配偶者からすれば好きな人に裏切られているため、精神的に傷ついてしまうでしょう。最悪の場合は、異性への不信感が生まれてしまうかもしれません。
また、子供への悪影響もあります。影響度合いに関しては、タイミング次第で少し調整できるもの。そのタイミングを間違えれば、自分を否定的に捉えるようになったり人間不信になったりなど、精神的な問題を背負わせてしまう恐れがあります。
経済的に苦しくなる
不倫するとデート代や交通費といったことがかかるため、いつもよりもお金の工面が大変になってしまいます。クレジットカードを利用すれば大丈夫と思うかもしれませんが、明細を配偶者に見られて不倫がバレてしまうかもしれません。
経済的な問題は、不倫で離婚した後にも重要になってきます。特に子供がいる場合は、一人で子供の分まで稼ぐ必要があるため、以前よりも大変になるでしょう。シングルマザー・シングルファザーの中には貧困で苦しむ方もいることから、経済的な問題はかなり重要な部分です。
不倫癖が付いてしまう
上記でも軽く触れたように、不倫はハマると癖になってしまいます。どんな方でも「一度バレたら懲りるだろう」と思うかもしれませんが、癖になった人はまた不倫に手を出してしまいます。
不倫癖というのはそう簡単に解決できるものではありません。その上、どんな不倫でも普通の恋愛のように過ごすことが出来ないため、不倫をすればするほど精神的なダメージを与えてしまいます。対策法に関しては別の項目で紹介しているので、ぜひそちらをご覧ください。
妊娠に関する問題も
不倫によっては、妊娠してしまった・妊娠したなどの問題が起きる可能性もあるでしょう。こうなってしまうと、中絶の有無や認知の問題などが発生します。女性の体にも大きな負担を及ぼすことから、不倫自体かなりリスクがあるということが分かります。
もし不倫がバレてしまったら?
不倫がバレてしまった場合、どのような行動をすればよいのでしょうか。少しでも間違えば更に不利な状況になってしまうため、しっかりと読んで行動しましょう。
まずはきちんと謝罪する
最初にすべきことは、きちんと配偶者に謝罪することです。これはどんな不倫でも同じことであり、謝らなければ以下の対処法も効果が発揮されません。もちろん、謝罪する際はLINEや電話ではなく、直接謝罪することがおすすめです。
不倫相手との連絡を断つ
不倫をしっかり断ち切るためには、相手との連絡をやめなくてはなりません。連絡先を消して二度と会わないようにすることで、相手からの信頼も得られるでしょう。社内不倫の場合は、思い切って転職してみる方法も挙げられます。
不倫ができなくなるルールを設ける
二度と不倫しないようにするため、夫婦間のルールを設けてみましょう。「退勤時は必ず連絡する」といったルールがあれば、不倫しにくくなる上に夫婦間の関係修復がスムーズに進みやすくなります。
ただ、ルールが厳しすぎると束縛感を感じてしまい、不倫の原因につながってしまいます。そのようなことに気をつけながら、ゆっくり話し合ってルールを決めていきましょう。
不倫相手と別れたくないなら離婚
どうしても不倫相手と別れたくないのであれば、離婚するしかありません。配偶者に対して大きなショックを与えてしまいますが、無理に付き合ってもお互い傷つくだけです。配偶者のことを考えるとツラいかもしれませんが、本気で不倫相手を愛しているのであれば、離婚することも考えましょう。
「不倫したい!」という欲から開放されるために
前半部分で不倫のリスクを紹介しましたが、それでも「不倫したい!」という欲から開放されない人もいるでしょう。そこでこの項目では、不倫への欲から開放されるための方法を紹介します。
何か夢中になれるものを見つける
仕事や趣味など、何か夢中になれるものを見つけることで不倫への欲が断ち切れるでしょう。仮に何か不満なことがあったとしても、夢中になれるものがあれば忘れてしまいます。あまりにもハマってしまって家庭や経済的な問題を引き起こすのは駄目ですが、何か好きなものが無いか探してみましょう。
探す際は、自分の興味が惹かれるかどうか重視してみるのがおすすめ。もちろん、探す際にお金や時間ばかり囚われるのはNGです。さまざまなことに挑戦してみることで、自分の好きなことが見つかりやすくなります。
自分が不倫しやすい人間なのか把握しておく
不倫してしまう人はいくつかの特徴を持っており、自分に当てはまるかどうか知っておくことで、事前に対策ができます。特徴としては、以下のようなことが挙げられます。
- 「不倫=悪」と思っていない
- 性的欲求が満たされていない
- 飽きっぽい
- 寂しがり屋
- いつまでも男性・女性として扱われたい
配偶者との肉体関係を考え直してみる
肉体関係の問題は不倫に発展しやすく、助成によっては風俗で働き始めるケースもあります。対策としては、しっかりと考え直して話してみることが挙げられます。恥ずかしいことかもしれませんが、きちんと話してみることで問題解決の糸口が見えてくることでしょう。
もし相手から不倫を誘われたら?
最後の項目としては、相手から不倫を誘われたときの対処法について紹介します。「そんなことあるわけが無い!」と思うかもしれませんが、どんな方にも不倫に誘われる可能性があります。だからこそ、この記事できちんと対処法を知っておきましょう。
既婚者であることをしっかり伝える
人によっては、あなたのことを独身者と思って思いを伝えている可能性があります。だからこそ、先に自分が既婚者であることを伝えましょう。そうすることで、相手も諦めてくれるかもしれません。
それでも諦めないようであれば、不倫のリスクをきちんと伝えて断りましょう。上記で紹介したように、不倫にはいくつものリスクがあります。もし若い人であればそこまでリスクがあることを知らないかもしれないため、きちんと伝えることで危険性を知って諦めてくれるでしょう。
伝える言葉はハッキリと
思いを伝えられた時、どんな方であれ相手を傷つけないように言葉を選ぶはずです。しかし、曖昧な言葉を伝えれば相手が諦めきれず、再度チャレンジされてしまう恐れがあります。だからこそ、ハッキリと伝えましょう。
相手に酷と思うかもしれませんが、既婚者であることやそもそもタイプではないことを伝えることで、相手もきちんと諦めてくれるでしょう。性格上やんわりと断りたい方もいるかもしれませんが、どちらにせよ未練が残らないように断ることが大切です。
不倫は自分の首を絞める行為
今回は40代の不倫について、さまざまな情報を紹介しました。不倫はさまざまなリスクがあり、たとえしたくなってもやってはいけない行為です。だからこそ、自分で不倫への欲を断ち切る方法を知っておき、問題毎に巻き込まれないような生活を過ごしましょう。