探偵ブログ

浮気・不倫調査をしている探偵の特徴とは?見た目や車の特徴を紹介

不倫をパートナーに疑われ、「探偵に尾行されてるかもしれない」「探偵を特定して撒きたい」と考えているのではないでしょうか。全国の探偵社で最も多い依頼が不倫調査なので、実際に不倫をしているなら本当に探偵をつけられているかもしれません。

探偵はターゲットにバレないように尾行や張り込みをして、確実に不貞行為の証拠を押さえます。では、自分が不倫調査のターゲットになってしまったとき、探偵を見抜いて撒くことはできるのでしょうか?今回は、探偵の見た目や車、行動の特徴を紹介していきます。

【探偵の特徴】見た目

探偵が調査にあたる際、服装や持ち物に決まりはありません。事前に調査する現場の環境を確認し、その場所に溶け込める恰好で尾行や張り込みをします。

移動しながら瞬時に変装することもあるので、探偵を見抜くことは不可能に近いです。しかし、そんな中でも探偵の見た目には一定の特徴が存在します。では、探偵の見た目の特徴について見ていきましょう。

身長や体系が平均的な人

探偵として採用されやすいのは、身長や体形が平均的な人。男女問わず、日本人として平均的な体格の探偵が多い傾向にあります。

男性の平均身長は約171cm、女性の平均身長は約158cmです。身長が極端に高かったり、太りすぎていたり、特徴的な体格の人は目立つので探偵には不向き。中肉中背で特に存在感がない普通の人が、探偵としては重宝されます。

特徴がない顔立ち

特徴がない顔立ちの人は、調査員として採用されやすい傾向にあります。美形でもブサイクでもない、平均的な顔立ちであることが多いです。

髪は黒やダークブラウンの目立たないヘアスタイル、女性であればナチュラルメイクが基本。顔の印象を変えるために、伊達メガネやカラーコンタクトを活用することもあります。

アクセサリーやネイルも最低限で、とにかく人目を引くようなものは身に着けません。ただし、調査現場が高級ホテルや歓楽街である場合は、その場所に合わせて派手なメイクやファッションで調査をすることもあります。

環境に合った服装をしている

探偵は調査する現場を事前にチェックし、どのような服装で調査するか決めます。オフィス街ならスーツやオフィスカジュアル、住宅街ならカジュアルなファッションがベスト。スポーツウェアを着るときもあれば、近所のおばちゃんのような恰好をするときもあり、本当にケースバイケースです。

ターゲットに尾行がバレないよう、素早く変装することもあります。簡単に脱ぎ着できて雰囲気が変えやすいジャケットは、探偵に重宝される傾向にあるようです。

靴は服装に合わせて違和感がないものを選びますが、歩きにくいハイヒールや革靴はあまり好まれません。男女ともに歩きやすく、長時間立ちっぱなしでも疲れないような靴を履いています。

大きめのバッグを持ち歩く

探偵は撮影機材や変装グッズなどを持ち歩くため、少し大きめのバッグを携帯していることが多いです。1泊旅行できる程度のバッグを持っている人が周囲にいないか、見渡してみてください。

探偵は機材を素早く出し入れする必要があるので、リュックサックよりもショルダーバッグやハンドバッグを好みます。ただ、高級ホテルやパーティー会場では仲間に荷物を預け、TPOに応じて小さめのバッグを使用することもあるようです。

イヤホンマイクをつけている

不倫調査は基本的に2~3人で連携しているため、ハンズフリー状態で通話できるイヤホンマイクが重宝されています。近年ではイヤホンマイクが一般化しているので、1人で喋っているように見えてもそれほど注目されません。

探偵は周囲の状況を五感で感じ取りながら行動するため、片耳のイヤホンマイクが使用されます。片耳のイヤホンマイクを着用し、時々小声でボソボソと話している様子なら探偵かもしれないので、警戒して行動するのが賢明です。

【探偵の特徴】車

探偵は、とにかく目立たない色や形の車を使用します。コンパクトカーやハイブリッドカーなど、利便性が高い車は尾行や張り込みに最適です。

調査する地域によって使用する車を変えますが、基本的には「目立たない車」を基準に選ばれます。では、探偵が使用する車の具体的な特徴を見ていきましょう。

白・シルバー・グレー

探偵が使用する車は主に白・グレー・シルバー。白は「車の人気色ランキング」で常に1位を獲得しており、社用車としても選ばれやすい色です。グレーも同じく人気があり、街で多く見かける車なので、自然に溶け込んで尾行や張り込みができます。

シルバーの車は、周囲の色を反射して他の色に見えるので、夜の繁華街などで重宝される色です。黒い車は一般的に人気がある色ですが、威圧感があって目立つので、探偵にはほとんど使用されません。

コンパクトカーやセダン

細い路地が多い住宅街やホテル街では、コンパクトカーが使用されます。小回りが利くので、突然の進路変更やUターンでも問題なし。コンパクトカーは一般的に人気があり、街中や道路で多く見かける車なので、環境に溶け込みやすいのもメリットです。

また、スタンダードな形のセダンも人気。運転しやすく、よくある車なので街中で違和感なく尾行や張り込みができます。積載量もあるので、複数の探偵が乗り込んだり、機材を積み込んだりしやすいことも探偵に選ばれるポイントです。

長時間の張り込みが必要なときは、ミニバンやワンボックスカーが使われることもあります。複数の探偵が後部座席に潜んで張り込みができるため、コンパクトカーやセダンに並んで探偵がよく使用する車です。

ハイブリッドカー

探偵が尾行をしている最中、ガソリンが足りなくなってしまったら最悪。そのため、長時間走り続けることができるハイブリッドカーも人気です。

調査中の燃料費も節約できるので、探偵社が社用車としてハイブリッドカーを用意していることもあります。ハイブリッドカーなら運転しやすく、どの地域でもよく走っている車なので、探偵車としては最適です。

レンタカー

探偵がどのような車を使用するかは、ケースバイケース。高級車が多い地域では、高級外車が使用される場合もあります。探偵社が用意できる車の台数にも限度があるので、レンタカーを使って調査する探偵も多いです。

登録していればいつでも使用できるカーシェアリングも便利。ターゲットが突然車に乗ってしまった時、最短で移動手段を確保できるので、探偵から重宝されています。

「探偵かも?」と思ったら、ナンバープレートを見てレンタカーかどうか確認してみてください。観光地でもないのにレンタカーが走っていて、しばらくついてくるなら、探偵の車かもしれません。

濃いスモークフィルムを張っている

探偵は車で張り込むとき、周囲に怪しまれないようにエンジンを切って無人車を装います。後部座席に潜んで張り込むために、車をフルスモークにしているのも特徴の1つです。

無人の車が駐車場に止まっているだけに見えるので、ターゲットや周辺住民から怪しまれずに張り込みができます。後部座席が外から見えないので、堂々とカメラを構えて待てるのです。

探偵を特定したいなら、フルスモークの車が近くにないか探してみてください。無人に見えても人が乗っている可能性があるので、警戒を緩めないようにしましょう。

【探偵の特徴】行動

探偵による尾行や張り込みは、驚くほど自然です。不倫調査であれば複数人でチームを組んで調査しているため、1人がターゲットをずっと見ているわけではありません。

街中で一眼レフカメラを構えているわけでもないし、物陰に潜んでいるわけでもないので、特定するのはかなり難しいといえます。探偵であることがバレるような行動をして、毎回ターゲットにバレてしまったら、商売が成り立たないからです。

では、探偵の行動の特徴について見ていきましょう。

少し遠くにいる

探偵が尾行や張り込みをするときは、ターゲットから少し離れたところに分散しています。ターゲットを見失わない範囲にはいるので、視界を広くすれば探偵を特定できるかもしれません。

少し離れた場所に、いつも同じ人物や車がないか見渡してみてください。突然立ち止まったり、周囲を見渡したりしたとき、とっさに目をそらすなど不審な行動をするなら探偵かもしれません。

ただし、探偵は複数人で調査しているので、1人だけ特定できても油断は禁物です。1人の探偵を撒いても別の探偵につけられている可能性が高く、警戒をゆるめた隙に写真を撮られてしまいます。

目線が低い

探偵はターゲットを直視せず、靴やカバンなどを目印にして尾行します。そのため、他の人よりも少し目線が低い人を探偵と疑ってみてください。

ただし、探偵は少しでも警戒されるとターゲットから離れてしまいます。複数人で調査しているので、1人が離れても問題ないのです。どれだけ警戒していても、複数の探偵をすべて見抜くのは不可能です。

「探偵かも」と思ってもジロジロ見て警戒せず、気付かないふりをしておきましょう。探偵につけられていることに気付いたら、ホテルや不倫相手の自宅に入らないようにするのが賢明です。

時々電話をしている

探偵は2~3人で連携して不倫調査を行うため、定期的に電話でやりとりする必要があります。ターゲットの居場所や状況を複数人で共有することで、より確実な調査が可能になるのです。

Bluetoothのイヤホンマイクを着用していることが多いですが、スマホで普通に電話している探偵もいます。しかし、友達や恋人と話しているような口調だったり、隠語を使って会話しているので、通話内容で探偵と特定するのは難しいです。

車の死角から尾行する

探偵は車で尾行するとき、必ず死角から追跡します。真後ろや真横から尾行することはほとんどありません。

1~2台挟んだ死角を確実についてくるため、運転手が探偵車の尾行を発見するのは困難。たとえ1台撒いたとしても、バイクなどで他の探偵が尾行している可能性が高いです。

信号で撒こうとしても、探偵は信号が変わるタイミングを予測して動くので、ターゲットを見失うことはほとんどありません。探偵に車で尾行されているように感じたら、無理に撒こうとせずに帰宅しましょう。

カップルを装っている場合も

男女ペアの探偵が不倫調査をするときは、カップルを装って調査することもあります。カップルなら近くにいてもターゲットに警戒されないので、ドライブやホテル街などで調査しやすいのです。

カップルを装った探偵なら、ラブホテルに同時に入っても不自然ではありません。探偵の存在にまったく気づけないまま会話の内容を録音されたり、不貞行為の現場を押さえられたりしてしまうこともあるでしょう。

デートスポットやホテル街で、すべてのカップルを警戒するのは不可能です。探偵と全く関係ないカップルに警戒してジロジロ見てしまったら、逆に怪しまれてトラブルになったり、通報されたりするリスクがあります。

探偵の特徴まとめ

探偵は環境に溶け込むスキルに優れ、とても自然に尾行・張り込みをして不貞行為の証拠を確実に撮影します。ターゲットがどれだけ警戒していても、探偵が特定されることはほとんどありません。

探偵の見た目や車の特徴については「特徴がないのが特徴」です。探偵事務所が調査員を採用する際も、顔や体系に特徴のない人が選ばれやすい傾向にあります。

不倫調査は3日~5日の日程で行われることが多いため、証拠を押さえられたくないなら、不倫相手としばらく会わないのが最良の対処方法です。探偵を撒くことはほぼ不可能なので、探偵の調査期間が終了するまではラブホテルや相手のマンションに行かないようにしましょう。